広がる髪対策、どうしていますか?
最終更新: 2019年2月1日

梅雨。
街角では、紫陽花が美しくこぼれんばかりに咲いています。
雨は、自然の恵みで農作物や植物たち、そしてわたしたちの暮らしにとってかかせないものですが、ヘアスタイルとファッションにとってはうれしくない面も。

朝、丁寧に形を整えたつもりでも湿気や雨で髪が広がったり、カールが落ちてしまうので困りますよね。
ハネ防止のためのカットをしたりパーマをかける方も多いのではないでしょうか。
そこで、自宅でできるこの時期の対処法をインストラクターの Daichi さんに聞いてみました。
湿度が高いと髪がうねる。その理由とは?
日本人のなんと7割はクセ毛なんだそうです。
クセ毛の人は、湿度UPでうねりがちになりますね。
髪が水分を吸ってしまうから。
これ、原因はキューティクル。
キューティクルって言葉はよく知っているけど、なんだっけ??
キューティクルって、髪の表面にうろこ状にくっついているタンパク質で出来ている、厚さ1ミリにも満たない薄ーい層です。
皮膚の表面と同様に、外からの様々な刺激から髪の内部を守ったり、水分やタンパク質が失われるのを防ぐバリア機能の働きをしています。

キューティクルが整っていると、脂質でできているキューティクルの細胞膜のおかげで、ツヤのある美しい髪になります。
けれども!…
くせっ毛の人は、毛が曲がっているのでキューティクルが浮いてすき間が出来ているのですって!😲!

そのすき間から水分が出入りしていて、
キューティクルが水分を吸うと髪が膨張します。
そうすると、頭がふくらんで大爆発!
バリア機能が働かなくなって、ダメージ毛は、より大爆発!!
キューティクルに水分を吸わせない方法って?
「キューティクルを閉じて、水分が出入りするのを防ぐ & 水分を閉じ込める。」
まずは、剥がれたキューティクルを補修。
そして、水分補給 です。
水分のバランスを整えて、そして閉じる!!
これでOKです。
そしてそして…
アウトバストリートメントを付ける。
ドライヤーの仕上げは冷風で。
それでも足りなければ、
ヒートプロテクト系のオイルかエッセンス+アイロン
で仕上げましょう。

ダメージ毛やクセ毛のキューティクルは開いている😢

健康毛は、キューティクルが閉じてさらさらツヤツヤ☺
これで、雨の日もキューティクルが水分を吸いづらくなり、トリートメントのチカラでダメージが抑えられて、膨らまなくなりますよ。
ぜひ試してみてくださいね。
わたしも今日からトライしてみます。
雨の日も楽しまないとね💛